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○冬季特有の労働災害を防止しよう!
例年になく寒さが厳しい冬期間となっておりますが,今年の冬もゼロ災で乗り切るため災害防止の重点ポイントをまとめましたので,経営トップを中心として安全衛生水準の一層の向上を目指して,店社と作業所との緊密な連携のもとに効果的な安全衛生管理活動を実施してください。
〔1〕 凍結路面などでの転倒防止
〔2〕 雪道・凍結道路での交通事故防止
〔3〕 除雪機械との接触・巻き込まれ防止
〔4〕 雪捨場での災害防止
〔5〕 雪下ろし作業での転落・墜落防止
〔6〕 山間現場での雪崩災害防止
〔7〕 建築物の倒壊,落雪防止
〔8〕 屋内,コンクリート養生でのCO中毒防止
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○平成25年度 安全衛生教育促進運動について
中央労働災害防止協会(主唱)では,「正しい知識で安全作業を!」を運動標語として,平成26年1月1日から4月30日まで安全衛生教育促進運動を展開しております。
福島労働局としても「安全衛生教育推進要綱(平成3年1月21日付け基発第39号)」や第12次労働災害防止計画の趣旨に鑑み,同運動への指導・援助を行うこととしています。各事業場においても,この時期に次の項目への対応をお願いします。
(1) 年間実施計画の作成,これに基づく計画的な実施
(2) 実施結果の記録・保存
(3) 前記,に関する業務実施責任者の選任
(4) 法定教育等の徹底
(5) 講師,教材等の問題から自ら教育を実施することが困難な場合は,安全衛生関係団体等の活用による教育実施の促進
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○平成25年労働災害発生状況(平成25年1月~12月速報値)
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福島 |
郡山 |
いわき |
会津 |
須賀川 |
白河 |
喜多方 |
相馬 |
富岡 |
計 |
全産業 |
405 (5) |
419 (9) |
403 (4) |
216 (3) |
110 (3) |
171 (4) |
48 (0) |
89 (0) |
50 (3) |
1,911 (31) |
建設業 |
93 (3) |
81 (4) |
73 (2) |
56 (2) |
22 (2) |
25 (2) |
11 (0) |
27 (0) |
40 (2) |
428 (17) |
(復旧 ・ 復興) |
27 (1) |
19 (1) |
16 (1) |
0 (0) |
5 (0) |
4 (1) |
0 (0) |
7 (0) |
29 (2) |
107 (6) |
平成25年の死亡者数は,速報値で31人と前年の26人より5人(+19%)の増加となりました。業種別に見ると依然として建設業が最多で17人(+6人),次いで運輸交通業5人(+2人),林業3人(+1人)の順となっております。
また,休業4日以上の死傷者数は,速報値で1,911人となっており,前年同月比で38人(+2.0%)の増加となっております。建設業を見ると482人と前年同月比で21人(-4.7%)の減少となっております。
※ これらの数値は,あくまで速報値であることに御留意ください。
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