「女性が考えた女性のための家」
プレジデントホームのFC制導入で全国展開


郡山市の(株)石井工務店  TEL024-955-3447
 純和風から近代住宅まで、多様化する社会ニーズに対応する「女性が考えた女性のための家」の自社ブランド「プレジデントホーム」を市場展開する(株)石井工務店(本社・郡山市、石井一夫社長)は、全国展開の足がかりとなるフランチャイズ(FC)制を導入、このほど、第1号店として茨城県笠間市の(株)イサカホーム(井坂一二社長)と契約を交わし、将来の株式上場に向けた第一歩を踏み出した。

<郡山の展示場情報館>
 また、郡山、福島、いわき、白河の県内4地区に5つの展示場情報館を有するほか、2005年10月には県外で初めてとなる「宇都宮展示場情報館」をオープンさせた。2006年度中に水戸(5月オープン予定)、栃木県小山市、群馬、仙台に展示場情報館を開設する予定で、全国展開を視野に着実に業績を広げている。

 石井社長=写真上=は、「大手ハウスメーカーにない差別化した商品を開発すれば、大手に充分に対抗できる。性能プラス自由コーディネートの商品を女性設計士による感性と視点でつくり上げた」と同社に在籍する女性設計士24名の英知が結集した作品に自信を示す。

<シンプルの内観>

 また、性能面では、日大工学部建築学科の千葉正裕工学博士及び浅里和茂工学博士に耐震強度に関する構造評価を依頼。その結果、国の耐震基準「住宅性能表示耐震等級1」をクリアし、震度6~7の大地震でも倒壊しない強度を持つ住宅として認められた。高断熱性能についても岩手県立大学の本間義規工学博士との共同研究による「基礎断熱工法」を採用することで、「冬暖かく夏涼しい湿気が少ない家」を実現した。さらに、高性能グラスウール断熱材を壁面に、天井面にはセルローズファイバー断熱材を厚さ160ミリメートル吹き込み施工しており、国内ではまだ北海道など一部しか採用されていない高性能24キログラムグラスウールを標準採用した。これらにより、冷暖房費は年間5万円台を実現し、大手ハウスメーカーの次世代基準を上回る次世代省エネ住宅を実現した。

すべてのお客様に満足して頂ける顧客対応/顧客満足度向上へ研修会開催
 2005年からお客様満足度向上研修会を開催し、「100人中100人のお客様に満足して頂ける顧客対応」に取り組んでいる。
 石井社長は、「販売強化には展示場やチラシ、CMでは限界がある。完成作品はもとより施工過程においても顧客の声を現場に反映させ、工事関係者全員が来場者に喜ばれる対応を心掛けることが、口コミで会社の評価を高め、紹介による契約増加に繋がると確信している。顧客満足度研修で周知徹底し、現場作業で即実践されれば、必ず企業の成長発展に結びつく」と語り、社員はもとより現場作業員まですべての関係者を対象とした研修で研鑚を積み、現場で徹底して実践することとしている。
詳細は同社ホームページへ
http://www.ishiikoumuten.com
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