|
 |
|
 |
|
会津若松太陽光発電所を開設
高地のメリット活かし高効率発電
会津若松市 三立道路(株)
(TEL 0242-27-1512)
|
|
 |
|
三立道路(浅沼秀俊社長)は、会津若松市河東町に会津若松太陽光発電所を平成25年末に開設し、東北電力への売電を開始した。
最大出力500kw超規模の太陽光発電所は会津地方初で、標高500mを超える高地に設置された。温度と発電量の関係は、温度が低いほど発電効率が上がるとされており、周囲には太陽光を遮る建物などもないことから、こうしたメリットも期待できる。
太陽光パネル2128枚(最大出力514.9kw=0.5Mw)を、同市八田字大野原地内に設置した。降雪対策でパネルを30度に傾斜したほか、積雪を考慮し約1.8mの高さにパネルを並べた。
 |  |
周囲を遮る建物などがない場所にある太陽光発電所 |
|
|
 |
|
結果としてパネルが屋根となり、屋根下部に大きなスペースが生まれ、猪俣昭治取締役は「パネル下のスペースで、しいたけ栽培もできる」とアイデアの一つを明かす。
設置場所は同社の資材置き場で、テニスコートとして活用する時期もあった。いくつかの選択肢から情報を収集し、造成が不要で、遊休化した1.6haのうち0.73haを活用した太陽光発電所計画を立案した。
約1年前に取締役会で発電所設置を決定。京都府のメガソーラーなども視察した。同社と京セラコミュニケ-ションシステムの共同施工で25年5月に着工。二酸化炭素を出さないクリーンエネルギー発電所に自治体、関係企業の関心も高い。同社では、26年度に県の建設業新分野進出企業認定に申請する。
|
|
 |
目次へ |