|
 |
|
 |
|
再生可能エネルギー分野に着目
国道4号線沿いに2カ所の太陽光発電所
郡山市 (株)
(TEL 024-944-1325)
|
|
 |
|
(株)(郡山市石渕町1の9、 正弘社長)は東日本大震災後、原子力発電に代わるエネルギー源として再生可能エネルギーに着目し、太陽光発電事業に乗り出した。
同社は平成26年現在、3カ所の太陽光発電施設を管理・運営。太陽光発電事業に参入したのは、経済産業省と独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証事業に参加したNECから蓄電池と太陽光パネルを購入し、24年10月に本社屋根に取り付けたことがきっかけ。事業に乗り出すため、電気工事業の建設業許可を新たに取得するなど社内体制を整えた。
 |
本社屋根に設置した太陽光パネル |
|
|
|
 |
|
国道4号沿いの敷地を購入し、太陽光発電所2カ所(発電量の最大出力合計は1MW(メガワット)超)を建設。発電した電気は、ほぼ全て東北電力に売電している。
 |  |
須賀川の発電所竣工で記念撮影する関係者(左)と鏡石の第2発電所 |
|
|
 |
|
同社は国道沿いの両施設を太陽光発電PRの「モデルパワープラント」とし、看板を設置するなど環境にやさしい施設であることをアピール。同プラントのPR効果は大きく、再生可能エネルギーに関心をもつ個人、県内企業からの工事受注に至った。資材不足が続く中でも、同社は国産の太陽光パネルのみを使用し、品質・性能確保を最大限に考慮。顧客の安全・安心の要望に応えている。
太陽光発電所の維持・管理はネットで常時監視し、システムに異常が発生した場合は同社に警報が入る仕組み。さらに東北電気保安協会に委託して、24時間継続の監視を行っている。
太陽光発電所の施設概要は次の通り(〔1〕年間予想発電量〔2〕最大出力〔3〕太陽光電池モジュール〔4〕敷地面積〔5〕運用開始〔6〕設置場所)
◆陰山建設太陽光発電所〔1〕53万KWh〔2〕500KW〔3〕3,120枚〔4〕6,912.72平方メートル〔5〕25年4月〔6〕須賀川市大谷地地内
◆陰山建設太陽光第2発電所〔1〕48万9,000KWh〔2〕499.2KW〔3〕2,080枚〔4〕8,013.8平方メートル〔5〕26年4月〔6〕岩瀬郡鏡石町字大池地内
|
|
 |
目次へ |