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地域密着・小規模・多機能ケアサービス
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■会員企業名■ |
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錦興業株式会社 |
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■支部名■ |
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いわき支部 |
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■事業者名■ |
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株式会社ケアサポート慶(よろこび)
所在地 |
福島県いわき市錦町作鞍140(錦興業本社内) |
TEL |
0246-62-8400 |
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■施設名■ |
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グループホームよろこび・ケアセンターよろこび |
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■区分■ |
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通所介護事業(ディサービス)及び痴呆対応型共同生活介護事業(グループホーム)、居宅介護支援事業
所在地 |
福島県いわき市金山町朝日台132 |
TEL |
グループホームよろこび 0246-62-0086 |
TEL |
ケアセンターよろこび 0246-62-0085 |
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■事業概要■ |
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住み慣れた地域の中で生活したいという利用者のニーズと、介護する家族の負担軽減を図るために、「グループホーム」「居宅介護支援事業」を併設することにより、「地域密着・小規模・多機能」なケアサービスを目指し、きめ細かな満足度の高いサービスと地域社会に対する様々な取り組みを考えて設立。建物は、いわき市南部の金山町朝日台の社有地に、鉄筋コンクリート造2階建て延床面積994.95㎡で建設、平成16年2月19日に開所した。
デイサービスは定員20名、サービスアイテムは機能訓練、入浴介助、特別入浴介助、送迎、食事提供。要介護2の人が利用した場合、1日あたりの自己負担は約1186円。
グループホームは定員18名、すべて個室タイプ。要介護2の人が利用した場合、1ヶ月(30日)あたり自己負担は約11万8490円。
デイサービスゾーンとグループホームゾーンは中庭で仕切られており、デイサービスゾーンには交流スペース、厨房、浴室、車椅子利用者が楽に入れる特殊浴槽も設置。交流スペースは、休日や夜間などに近隣住民との交流に開放するとともに、介護関連のビデオや映画の上映、講演会など要介護者を抱える家族の相談の場や一般の理解を深める場として利用する。また、グループホーム入居者の家族との交流スペースとしても活用する。グループホームゾーンは2階建てで、中庭を見ながらくつろげるリビング、浴室、ワンフロア9室の居室などが設けられ、リビングスペースは共同で調理、配膳、食事ができる配置となっている。全室個室の居室は、家族が寝泊りすることも可能な12㎡の広さを確保。また、トイレは3室に1箇所の割合で配置されている。
スタッフはケアマネージャー、介護福祉士、看護師、ホームヘルパー等の資格者22名。サービス・運営の質的向上を図るために、自主評価機関として評議委員会(仮称)を設置する。 |
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■事業開始に至った経過■ |
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急速な高齢化の中、いわき市でも、現在65歳以上の高齢者は、人口の20.3%を占めており、全国の18.5%と比較してかなり進んでいる。在宅介護サービスは増加しているが、施設サービスはそれほど増えていない。それは施設の不足と「住み慣れた自宅や地域で暮らしたい」という高齢者が多いためと考えられている。また、高齢者人口の増加にともない、最近では痴呆高齢者の増加も社会的関心事となっている。しかし、在宅でのケアが難しく、痴呆高齢者施設の整備もまだ始まったばかりの状況。
同社はいわき市南部で長年に渡り建設業を営んで来ており、地域貢献の考えのもと新分野に進出した。 |
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■今後の方向・展望■ |
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㈱ケアサポート慶は、地域の中で利用者のニーズにあったサービス、介護者への理解と支援の必要性を考え、利用者が可能な限り日常生活を営むことができるよう利用者の立場に立って支援するとともに、家族の身体的及び精神的負担の軽減を図ることに努める。そして同社が目指す「地域密着・小規模・多機能」なケアサービスを実現する方針。そして、地域に開かれた施設運営として、ディサービススペースを地域住民に開放、地域の人々に介護のことを周知するイベントや、お年寄りを持つ家族の相談等も行う。
まず、「グループホームよろこび及びケアセンターよろこび」をしっかりと運営し、その後、居宅介護支援事業を軌道に乗せて行く考え。
さらに、「地域密着・小規模・多機能」ケアサービスを行いたい他地域にも、その輪を広げていけるようハード・ソフト両面で相談に応じて行く方針。 |
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■写真■ |
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