|
 |
|
 |
東北、北海道で初の有料老人ホーム
|
|
 |
■会員企業名■ |
|
山木工業株式会社 |
|
 |
■支部名■ |
|
いわき支部 |
|
 |
■事業者名■ |
|
株式会社山木福寿会
所在地 |
福島県いわき市平下荒川字大作130-2 |
TEL |
0246-29-1001 |
|
|
 |
■施設名■ |
|
有料老人ホームいわきふるさとの楽園 |
|
 |
■区分■ |
|
介護付終身利用型、特定施設入所者生活介護
|
|
 |
■事業概要■ |
|
いわきふるさと楽園は、昭和53年に東北、北海道では初めての有料老人ホームとして建設され、25年間の実績を積み重ねてきた。入居時は身のまわりのことができることが条件となっているが、終身まで居住できる介護付終身利用型ホームで、特定施設入所者生活介護事業者の指定を受けている。
同園では、入居者が生きがいを見い出し、絶えず笑顔のある園、趣味の会や催し物を通じて入居者がお互いの心のふれあいが持てる園、入居者と楽園の社員がともに手を携え、理解し、信頼し合える園を目指すとしている。
規模は、敷地面積1万7349㎡に鉄筋コンクリート造2.3.4階建て延床面積5227.12㎡、総戸数93戸。1万5346.74㎡の庭園も有している。専有施設は4つのタイプがある。Aタイプは専有面積26.04㎡(和室、広縁)、Bタイプは同33.48㎡(和室、洋間)、Cタイプは同39.06㎡(和室2間、広縁)、Dタイプは同44.01㎡(和室2間、洋間)、全てに厨房、トイレ、浴室、ベランダが配置されている。
入居費用は、入居一時金(タイプ別)のほか、毎月の費用は管理費1人6万円、食事4万5000円及び電話、電気、水道利用費。
入居定員は142名。スタッフはケアマネジャー、介護福祉士、看護士、栄養士、ホームヘルパー2級など総数35名。
同園では、介護サービスはじめ、健康管理サービスとして昼夜常勤看護士が健康管理、協力医が往診・診察するほか、病院までの付き添いや入退院の世話、食事・生活サービス、趣味とレクリエーションとしてサークル(大正琴、詩吟、歌謡、囲碁、グランドゴルフ)、レクリエーション(新年交歓会、観桜会、納涼会、花火大会、敬老会、紅葉狩り、音楽鑑賞会、忘年会等)が行われている。 |
|
 |
■事業開始に至った経過■ |
|
同園の親会社である山木工業が昭和52年にいわき市久世原団地を造成、その記念事業として、迫り来る高齢化社会にいち早く対応し、有料老人ホームを建設した。東北地方では、老人ホームに入ることへ抵抗が強かった時期、同社先代の経営陣が先見の明で施設を建設し、25年の実績を築き上げた。
開園当初は、やはり東北地方では抵抗があったのか入園者のほとんどが関東圏であったという。口コミや入居者からの評判で今でも関東圏からの入居者が多い。 |
|
 |
■今後の方向・展望■ |
|
同園の志賀公平社長は「健康な老人から介護、そして死までの老後の全てを面倒見て行くことは、高齢者の方が安心して居住して頂くことが大事。経営規模を拡大して、経営をずさんにすることは高齢者の方ばかりでなく、自治体にも大変迷惑をかけることになる。そうした意味から拡大するより現在の園経営をしっかりと行い、入居者に最善な生活サービスの提供と快適で安全な生活環境を維持することに心掛ける」としている。「高齢者の方々を世話することは、人と人との信頼関係が重要で、スタッフの心がけが最も重要です」と語る。
25年間作り上げてきた実績を大事にして、これからも今まで以上に高齢者が生き生きと笑顔が絶えない、そしてスタッフと心のふれあいが持てる園づくりに邁進する方針。 |
|
 |
■写真■ |
 |
目次へ |