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介護参入の中核・ヘルパー養成研修(福島県建設業協同組合)
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■事業者名■ |
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福島県建設業協同組合
所在地 |
福島県福島市五月町4の25 |
TEL |
024-521-1227 |
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■事業名■ |
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訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修
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■区分■ |
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研修事業 |
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■事業概要■ |
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建設関係企業の従業員、家族などを対象に良質な2級訪問介護員(ホームヘルパー)の研修を行っている。講義(58時間)、実技講習(42時間)、実習(30時間)の計130時間、約2カ月程度(実質21、22日間)を受講することで、ホームヘルパー2級の資格が得られる。また、教育訓練給付制度が利用できるため、研修を受けて修了した場合、受講料の40%(支給要件期間が3年以上5年未満の者は20%)を教育訓練給付金としてハローワークから給付される。すでに県内各地で数多くの研修を行い、1000人を超えるヘルパーが誕生 。受講生のニーズを踏まえて土・日コースも実施 している。 |
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■事業開始に至った経過■ |
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公共事業の激減などで建設市場が縮小を続ける中で、建設産業から失業なき労働移動を果たすため、福島県建設業協会が打ち出した介護 産業参入の中核をなす事業。具体的な研修事業は、県から訪問介護員養成研修実施事業者の指定を受けた福島県建設業協同組合が受け持ち、平成13年度からスタートした。初年度は1月からの実施となったため、年度内1回の開催を予定していたが、国土交通省が13年度補正予算で創設した「経営革新活動建設業団体補助制度」を活用し、県内4カ所に拡大して開催。第1期生として157人が修了した。14、15年度はさらに地域を拡大して開催している。 |
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■今後の方向・展望■ |
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平成15年度から、高齢者を対象としたヘルパー3級課程(身体介護はできないが、生活介護は可能)の研修
を新たに実施している。県建設業協会の佐藤勝三会長は、親族介護を行っている人が保険金の給付を受けられるよう、県建設業協会、県建設産業団体連合会で各1000人のヘルパー登録を目指す考えを表明しており、さらに積極的なヘルパー資格取得の促進を図る方針。今後、資格取得者が(株)ケア・ビルダーに登録して、訪問計画を立ててもらうようなシステム構築も期待されている。 |
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