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社会奉仕作業で地域に貢献する
福島県建設業協会石川支部(TEL 0247-26-1161)
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県建設業協会石川支部(西牧玉喜支部長)では、石川地区での地域社会貢献を長年実施している。4月には桜並木のライトアップ設置、7月にはカーブミラーの清掃、8月には「道の日」の道路美化作業、10月には「地域安全の日」にあわせオイルフェンスの実施訓練と、季節ごとに地域の奉仕活動を継続実施している。 |
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1. 地域貢献を行う契機 |
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県建設業協会石川支部の青年部と若手後継者らで「建石会」を結成し、母畑湖畔で毎年開催されている「母衣旗まつり」において、餅つきなどを協賛したのが始まり。その後、後継者たちがそれぞれ社長となり、同支部の技術委員会にその役割を移管して現在に至っている。
社会貢献は同支部の小浜組、熊田建設、佐川建設、志賀建設、城野組、鈴五建設工業、西牧建設、福産建設、水谷工業の9社、カーブミラー及び道路の清掃は佐藤渡辺石川営業所を加えた10社によって行われている。 |
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2. 桜並木のライトアップ(提灯)の設置 |
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毎年、石川町で開催される「さくらまつり」に合わせて行っている奉仕作業。会員各社から約30名が参加して、同町を流れる今出川と北須川の河川敷に提灯を設置している。建設会館や石川土木事務所前を流れる今出川沿い約300m、県立石川高校前の北須川沿い約100mに約100個の提灯を設置している。また、河川清掃では今出川を中心にゴミ、枝拾い等を行い、花見客が気持ちよく楽しんでもらえるよう奉仕活動を行っている。
西牧支部長は「県内外から訪れる観光客に気持ちよく楽しんでいただけるよう、毎年実施しています」とライトアップの意義を語る。
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3. カーブミラーの清掃 |
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石川管内を走る国道118号はじめ、主要県道19路線を対象にカーブミラー清掃奉仕を実施している。毎年7月に行っており、今年で9回目。国道118号、いわき石川線、飯野三春石川線など314箇所のカーブミラーを清掃している。脚立、ねじ回し、バケツ、ハケ、タカボウキなど用意した道具を使い、反射鏡の位置を修正したり、汚れやツタなどを取り除く奉仕作業を実施している。
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4.「道の日」の道路美化活動の実施 |
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8月の「道路ふれあい月間」の一環として、8月10日の「道の日」に合わせて道路美化作業を実施、安全で快適な道路環境の保持に貢献している。これは、県建設業協会全支部で実施している活動でもあり、県石川土木事務所との共催でもある。
管内の国道118号、いわき石川線、矢吹小野線、古殿須賀川線、母畑須賀川線、飯野三春石川線など会員各社が路線ごとに担当して実施している。空き缶やゴミの収集とともに、歩道沿いの除草、道路の土砂除去などを行っている。
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5.「地域安全の日」のパトロール等の実施 |
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毎年、10月の「地域安全の日」に合わせて、県石川土木事務所との共催で、道路パトロールで危険看板の点検や撤去などを行い、安全で快適な道路環境の保持に貢献している。また、パトロール終了後、以前河川にオイルが流出したことがあることから、オイル流出に備え、県石川土木事務所職員と協力してオイルフェンス実施訓練を行っている。昨年のパトロール前には、県石川土木事務所長による「工事現場における改善方策等」の勉強会も行った。
吉田一治技術委員長(福産建設社長)は「オイルフェンスの設置訓練により技術を取得し、災害時にいつでも対応できる体制を整備しておきたい。また、地元の建設業が地域に貢献していることを理解していただけるよう、これからも地域の安全安心に努めていきたい」と語る。
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